
骨盤底とは膀胱などの内蔵が引力に負けて落ちてしまわないよう支えている部分のことで、複数の筋肉の膜でできています。 骨盤底の中には自分で働かせる筋肉もあります。例えばPC筋(Pubococcygeus muscle:恥骨尾骨筋)。この筋肉はおしっこを出したり止めたりする時に使われる筋肉で、膣のしまりを左右する筋肉です。
骨盤底は加齢や出産、運動不足により働きが弱まります。そのため、くしゃみをした瞬間おしっこが漏れたり(尿失禁)、子宮が膣の中に垂れ下がってくる(子宮脱)などの症状があらわれることがあります。これらの症状を解消するのに効果的なのがPC筋のトレーニング=ちつトレ。
腹筋や背筋をトレーニングすることができるように、PC筋も自分でトレーニングすることができるのです。骨盤底をトレーニングすると、オーガズム反応を高める膣の収縮の幅が広がるため、深いエクスタシーを感じやすいカラダになることができます。
また、膣をしめる力が強くなるので、パートナーにとっても快感が高まり、感じるアナタを見て、パートナーは自信を持ち、イイ男になるのです。いつまでも締まった膣を保つことで、みんなハッピーになれるちつトレにチャレンジしてみましょう!
米国ではPC筋を高める「ケーゲル体操」は大変人気があり、尿漏れを防ぐだけでなく、出産後の夫婦に情熱的なセックスを取り戻すためのエクサイズとしてもポピュラーです。
しかし、このケーゲル体操でPC筋をトレーニングする場合、毎日約1時間かかり、忙しいオトナ女子にはちょっとハードルが高いのも事実。ちつトレはトレーニングなので、続けなくては効果が出ません。短時間で効果を実感したいアナタにおススメなのがトレーニングを手助けしてくれる「フェミニンエクササイザー」を使ったトレーニング方法です。
まず初めは小さなボールが2個繋がっているものから使用しましょう。
紐を指に通したままでボール1個を入れます。 息をゆっくり吸いながら下腹部とお尻に力を入れ、そのままの状態を10秒間キープ。その後、ゆっくり息を吐き出しリラックスします。
慣れてきたら、次は10秒より少し長めに力を入れます。下腹部とお尻の筋肉だけに力をいれて、その他はリラックスした状態で行いましょう。
ボール1個でのエクササイズに慣れてきたら、次は小さなボールを2個使用してみましょう。紐を指に通したままでボール2個を入れ、【Step.1】で行ったエクササイズを行います。
更に効果的なエクササイズ方法としては、紐を引っぱりながらボールが抜けないように力を入れたり、紐を使わずにボールを1個ずつ外へ押し出せるように力を入れると、効果アップにつながります。
最後は大きなボールを使ってみましょう。大きな一個タイプのボールはおもりとなり、中には入れません。磁石でくっつくようになっていますので、【Step.1】で行ったように小さなボール1個を中に入れます。そして外に出ている小さなボールに大きなボールをくっつけて下さい。
おもりを付けることにより筋肉に負荷がかかるため、より高いエクササイズ効果が望めます。おもりを付けたら立ち膝の体勢になり、息をゆっくり吸いながら下腹部とお尻に力を入れます。そのままの状態を10秒間キープ。
その後、ゆっくり息を吐き出しリラックスします。慣れてきたら、次は10秒より少し長めに力を入れます。
下腹部とお尻の筋肉だけに力をいれて、その他はリラックスした状態で行いましょう。
トレーニングは何歳からでもはじめることができます。まずは1日5分から15分、1ヵ月を目安にトライして下さい。
あなたの“秘密の変身”をお手伝いします。


