――お仕事では様々なタイプの役を演じたり、歌手としても「恋愛」がテーマの曲が多いようですが、実際、加藤さんが恋愛する時はどんなタイプですか? 加藤和樹:基本的に自分が引っ張って行きたいタイプですね。だから、思ったことは素直に伝えます。腹の探り合いなどは苦手なので、嫌なことは嫌だと正直に言います。 ――最新作「湾岸ミッドナイト THE MOVIE」では、8歳年下の19歳の女性が恋人という役どころでしたが、恋愛関係で年の差についてはどう思いますか? 加藤和樹:8歳年下だと法的に大丈夫かな(笑)。でも、その人が素晴らしく魅力があるとか、自分が惹かれる何かがあれば、恋愛に年の差は関係ないと思いますよ。 ――外見については? 加藤和樹:可愛いとか綺麗とかではなくて、その人が自分にとって魅力的かどうか。性格が悪ければダメですし、外見が良くてもそれが全てではないと思う。 ――どんな女性に魅力を感じますか? 加藤和樹:何か1つのことに熱くなれる女性は魅力的ですね。女性に限りませんが、何かに打ち込んでいる、その瞬間が一番が輝いて見えるから。 ――芸能人でいうと? 加藤和樹:実際にお会いした中で僕が最も魅力を感じたのは夏木マリさん。「私はこういうことがやりたいんだ」っていうパワーが全身から溢れ出ていて、年齢も全然気にしていない。本当に魅力的だと思いました。 |
――具体的に好みの女性は? 加藤和樹:おしとやかで、常識があって、料理が上手い人。とりわけ美味しい料理が作れる、というのは必須ですね。亭主関白みたいで申し訳ないですけれども……。 ――惹かれる仕草は? 加藤和樹:女性が耳に髪をかける姿にドキッとしますね。普段見えていないところが見えることに(笑)。ちなみに僕は、うなじフェチです。 ――内面的にはどうですか? 加藤和樹:仕事にせよ、日常的な生活にせよ、自分に誇りを持っている女性ですね。目的意識が明確で、言動に迷いのない女性には、特に惹かれます。 |
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――役への想いは? 加藤和樹:達也は走り屋という感覚はなく、自分が満たされないからただ走っているだけ。でも、医者でありながら自分の命を懸けてまで走っている。他の何を犠牲にしてもこれだけはやりたいっていうとこは、自分とちょっと似ている気がしました。 ――例えば? 加藤和樹:僕も、役者をやりながら音楽をやっていて、ライブは「生きてて良かった」と実感できる。命を懸けるってほどではないかもしれないけど、少なくとも身を削っているという感覚はあります。そんな“好きなもの”に懸ける想いっていう意味ではわかる気がします。 ――ちなみに、共演した中村優一さんをはじめ、米原幸佑さん、袴田吉彦さんなど、イケメン同士ではどんな会話を? 加藤和樹:佐田さんが抜けてますけど(笑)。会話は普通ですよ。「今日のご飯何かなー」、「どんな音楽聞くの?」とか、役について話し合ったり。佐田さんがいるとムードメーカーになって盛り上げてくれました。 ――最後にenvy(エンビー)読者に向けて今作の見どころを。 加藤和樹:ちょっとしたハンドリングミスで命を落としてしまうという緊張感の中での険しい表情や真剣な目線を意識して演じました。スリリングな命がけのバトルを繰り広げる男たちの世界を観ていただければと思います。 ――ありがとうございました。 |
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撮影:笹野忠和(BLiX)
加藤和樹 着用衣装:シャンデリアTシャツ 参考価格、デニム35,000円、サンダル35,000円/すべてgarconshinois(ギャルソンシノワ)、シルバーブレス 各7,875円/idealism Sound +(S.O.S fp)、ベストに付けたピン8,400円/sympathy of soul × salet(S.O.S fp)、ベスト/スタイリスト私物
衣装協力店:ギャルソンシノワ TEL 03-5768-5336、S.O.S fp TEL 03-3461-4875