2001年、マドンナの世界ツアーと、彼女の元夫ガイ・リッチーの撮影ロケに参加し、マドンナ家のプライベートシェフに抜擢された西邨マユミ。2008年まで、長く有意義に生きる方法として、“食事を最も重視する”という「マクロビオティック」に基づいた食事でマドンナをサポートした。 |
そもそもマクロビオティックとは、古代中国の陰陽説や、仏教の「身土不二」(人間の体は生まれ育った土地と切り離せないもの)の考えに基づき、日本人の桜沢如一(1893年~1966年)が初めて提唱し、彼の弟子のひとり久司道夫が米国に渡り、その地位を押し上げた。 |
米政府の「国民に推奨する食事法」にも認定されており、具体的には、玄米や雑穀、野菜、豆、海草を中心とし、精製された白砂糖、化学調味料、乳製品、卵、肉などはなるべく避けて、生活している土地の近くで穫れた有機栽培の食材を使った食事を摂るという伝統的な日本食に近いもの。 |
西邨マユミは、久司道夫野のもとでマクロビオティック理論を徹底的に学んだサラブレッドで、マドンナの長男のアレルギーを10日で改善したことでも有名。2008年には活動拠点を日本に移し、健康やキレイへの効果が抜群なうえ、健全な心へ導く「プチマクロ」を提案し続けている。 |